現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > アウトドアに強いトヨタ「クラウン」実車展示! 車高アップ&オーバーフェンダーが迫力満点!! 新型「RSランドスケープ」ってどんなクルマ?

ここから本文です

アウトドアに強いトヨタ「クラウン」実車展示! 車高アップ&オーバーフェンダーが迫力満点!! 新型「RSランドスケープ」ってどんなクルマ?

掲載 1
アウトドアに強いトヨタ「クラウン」実車展示! 車高アップ&オーバーフェンダーが迫力満点!! 新型「RSランドスケープ」ってどんなクルマ?

アウトドアを強く意識した「RSランドスケープ」は何が違う?

 トヨタ自動車は2024年4月4日、「クラウン・クロスオーバー」の商品改良をアナウンスするとともに、2024年12月までの期間限定生産となる特別仕様車「RSランドスケープ(LANDSCAPE)」を設定すると発表しました。気になる価格(消費税込)は685万円です。

【画像】「えっ!…」これがアウトドアに強い新種のトヨタ「クラウン・クロスオーバー」です(26枚)

「クラウン・クロスオーバー」の最上位グレード「RS」をベースとするこの特別仕様車は、果たしてどのようなモデルなのでしょうか? 先日、東京・六本木ヒルズで開催されたイベント「CROWN “next-life SALOON”-one with nature-」に実車展示された「RSランドスケープ」でチェックしてみましょう。

 16代目となる現行「クラウン」シリーズが発表されたのは、2022年7月のこと。近年、同シリーズはセダンのみのラインナップでしたが、現行「クラウン」は多彩なモデルを展開しています。

 そのラインナップは、先行発売された“リフトアップセダン”の「クラウン・クロスオーバー」、スポーツSUVの「クラウン・スポーツ」、王道の「クラウン・セダン」、ステーションワゴンとSUVの魅力をミックスした「クラウン・エステート」の4モデルで、これら“クラウン群”により変化の激しいマーケットに対応しようとしています。

 全長4930mm、全幅1840mm、全高1540mm、ホイールベース2850mmという堂々としたボディサイズを持つ「クラウン・クロスオーバー」は、横一文字に左右のライトユニットがつながるヘッドライトが印象的です。

 またリア回りは、リアコンビネーションランプが横一文字に光り、中央の目立つ位置にトヨタエンブレムを堂々とレイアウトしています。

 インテリアは、ディスプレイやシフトセレクターといった各種機能をひとまとめにし、島のように配置した“アイランドアーキテクチャー”を採用。各部の上質な仕立ては、「クラウン」の面目躍如といったところです。

 そんな「クラウン・クロスオーバー」のパワートレインは、2.4リッター“デュアルブーストハイブリッドシステム”と、2.5リッター“シリーズパラレルハイブリッドシステム”という2種類のHEV(ハイブリッド)をラインナップ。「RSランドスケープ」のベースとなる「RS」グレードに採用されるのは全車で、駆動方式は4WDとなっています。

●専用のフェンダーモールで車幅が片側20mmワイドに

 では、今回「クラウン・クロスオーバー」に設定された特別仕様車「RSランドスケープ」は、果たしてどんなところが“特別仕立て”なのでしょうか?

 まず目を惹いたのは、インパクト大のルックスです。専用サスペンションによって全高は25mmアップ。最低地上高は「RS」の145mmから172mmへと拡大され、走破性が向上しています。

 さらに「RSランドスケープ」は、タイヤ&ホイールも特別仕立てとなっています。「RS」は21インチを履いていますが、「RSランドスケープ」は18インチへとサイズダウンするとともに、オールテレインタイヤを採用。ホイールも専用デザインのものとなっています。

「RSランドスケープ」のボディカラーは、ブラック×アーバンカーキの専用ツートーンカラー。シルバーのリベットで留められているかのように見える専用のオーバーフェンダーモールは、車幅が片側20mmも拡張される本格的なものです。その表面は、“ゴリゴリブラックGORI GORI BLACK)”塗装によって凹凸のある質感とマットなツヤ感を表現し、無骨でワイルドな印象を演出しています。

 さらに、ウインドウやドアのモール類、ドアハンドル、トヨタエンブレム、HEVエンブレムなどをブラック仕上げとし、王冠マークが入った赤いマッドガードを装着するなど、クロスカントリーSUVのようなラギットな見た目となっています。

 見かけ倒しではないところも、この特別仕様車の魅力です。通常の「クラウン・クロスオーバー」はリアシートの背もたれが固定式で、長尺物を収納するにはアームレスト部のトランクスルーを利用するしかありませんでしたが、「RSランドスケープ」はリアシート背もたれに60:40の可倒分割式を採用。これにより、サーフボードなどの長尺物やかさばるキャンプギアなどをラクに積載できるようになり、アウトドアレジャーでの利便性もアップしています。

 加えてリアには、最大750kgの牽引が可能なトーイングヒッチを装備。ここにトレーラーを接続することで、ジェットスキーなどの搬送も可能としています。

 また「RSランドスケープ」専用のディーラーオプションとして、ルーフに装着する「システムキャリア・ベースラック」も用意。最大40kgの荷物を積載できるようになっています。

 ちなみにインテリアには、「RSランドスケープ」専用の内装色であるブラックラスターを設定。インパネには“LANDSCAPE”の文字がレーザー刻印であしらわれています。

* * *

「クラウン・クロスオーバー」のラインナップに加わった特別仕様車「RSランドスケープ」。かつてない個性を手に入れたこのモデルが、「クラウン」シリーズの新境地を開きそうです。

こんな記事も読まれています

日産「新型ピックアップ」発表! トヨタ「ハイラックス」サイズの“約300万円モデル“! MT設定&タフ顔がイイ「ナバラ」比で登場
日産「新型ピックアップ」発表! トヨタ「ハイラックス」サイズの“約300万円モデル“! MT設定&タフ顔がイイ「ナバラ」比で登場
くるまのニュース
「タイレル」で親しまれた6輪ティレル「P34」がおよそ1億8000万円で落札! スペア用のシャシーで製作されても超人気でした
「タイレル」で親しまれた6輪ティレル「P34」がおよそ1億8000万円で落札! スペア用のシャシーで製作されても超人気でした
Auto Messe Web
メルセデスにはFEやハイパーカーで経験を積んだスタッフが多く在籍。ラッセルは2026年導入のPU新規則に自信
メルセデスにはFEやハイパーカーで経験を積んだスタッフが多く在籍。ラッセルは2026年導入のPU新規則に自信
AUTOSPORT web
超豪華キャンパー「キャンプ ア ラ ハリウッド」のオーナーはウィル スミス、ジェニファー ロペス、ブラッド ピット等
超豪華キャンパー「キャンプ ア ラ ハリウッド」のオーナーはウィル スミス、ジェニファー ロペス、ブラッド ピット等
AutoBild Japan
モナコでの接触を映像で見返したマグヌッセン、改めて見解語る「ペレスは僕のことを見ていた。だからスペースを空けてくれると信用していた」
モナコでの接触を映像で見返したマグヌッセン、改めて見解語る「ペレスは僕のことを見ていた。だからスペースを空けてくれると信用していた」
motorsport.com 日本版
【問われる「法令遵守」と「認証制度改革」】 メーカー5社が国に「型式指定」で認証不正を報告
【問われる「法令遵守」と「認証制度改革」】 メーカー5社が国に「型式指定」で認証不正を報告
AUTOCAR JAPAN
「日本一売れてる」クルマ、2年ぶりに”交代”! 「背の高いモデル」変わらず人気か 「納期問題」解決と続く「不正」で順位変動 24年5月販売台数発表
「日本一売れてる」クルマ、2年ぶりに”交代”! 「背の高いモデル」変わらず人気か 「納期問題」解決と続く「不正」で順位変動 24年5月販売台数発表
くるまのニュース
桐島ローランドプロデュースの「Felicity Cafe/フェリシティ・カフェ」が神奈川県葉山町にオープン!
桐島ローランドプロデュースの「Felicity Cafe/フェリシティ・カフェ」が神奈川県葉山町にオープン!
バイクブロス
トヨタ「RAV4」が30周年を達成! 世界中で1400万台以上を販売
トヨタ「RAV4」が30周年を達成! 世界中で1400万台以上を販売
バイクのニュース
日産“新型”「小さな高級SUV」登場! 3年ぶり顔面刷新で「斬新顔」に! 豪華内装も採用の“デュアリス後継”新型「キャシュカイ」英で生産開始
日産“新型”「小さな高級SUV」登場! 3年ぶり顔面刷新で「斬新顔」に! 豪華内装も採用の“デュアリス後継”新型「キャシュカイ」英で生産開始
くるまのニュース
BMW『5シリーズ』新型に直列6気筒ディーゼル、303馬力の「540d」
BMW『5シリーズ』新型に直列6気筒ディーゼル、303馬力の「540d」
レスポンス
ボルボのフラッグシップSUV「EX90」、米国サウスカロライナ工場で生産開始!今年後半には納車を開始
ボルボのフラッグシップSUV「EX90」、米国サウスカロライナ工場で生産開始!今年後半には納車を開始
LE VOLANT CARSMEET WEB
ホンダ純正ディスプレイオーディオ(VX-240ZFE)の適用範囲を拡大【中古で購入したクルマでも、最新システムを後付で装着することが可能に】
ホンダ純正ディスプレイオーディオ(VX-240ZFE)の適用範囲を拡大【中古で購入したクルマでも、最新システムを後付で装着することが可能に】
月刊自家用車WEB
ジープ ブランド初の電気自動車「アベンジャー」のティザーサイトを公開。日本発表は、2024年の第3四半期を予定
ジープ ブランド初の電気自動車「アベンジャー」のティザーサイトを公開。日本発表は、2024年の第3四半期を予定
Webモーターマガジン
トヨタの新型「シエンタ“車中泊仕様”」初公開!? オシャレすぎる「ウッド内装」が超カッコイイ! 「VANLIFE ROOMKIT」実車展示
トヨタの新型「シエンタ“車中泊仕様”」初公開!? オシャレすぎる「ウッド内装」が超カッコイイ! 「VANLIFE ROOMKIT」実車展示
くるまのニュース
ジープもBEVの時代!ブランド初の電気自動車「アベンジャー」日本発表を控えてティザーサイトが始動!
ジープもBEVの時代!ブランド初の電気自動車「アベンジャー」日本発表を控えてティザーサイトが始動!
LE VOLANT CARSMEET WEB
三陽工業が社員のバイクライフを応援する福利厚生「バイク免許取得補助」をスタート!(動画あり)
三陽工業が社員のバイクライフを応援する福利厚生「バイク免許取得補助」をスタート!(動画あり)
バイクブロス
650馬力で858万円ならドイツ製EVよりお得? [ヒョンデ アイオニック5 N]の楽しさはもはやガソリン車を超えた!?
650馬力で858万円ならドイツ製EVよりお得? [ヒョンデ アイオニック5 N]の楽しさはもはやガソリン車を超えた!?
ベストカーWeb

みんなのコメント

1件
  • Lore in
    意識しただけ性能が低いんじゃ意味ない
    イメージで騙すことしか考えてないトヨタの得意技だな
    フルタイム四駆でも無ければミッションもCVTしかない
    腰あげただけでタフです見たいな浅はかさ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

509.9575.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

26.8890.5万円

中古車を検索
クラウンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

509.9575.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

26.8890.5万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村